誹謗中傷・名誉毀損
ネット誹謗中傷の削除請求の弁護士費用の相場は？弁護士が解説！
誹謗中傷や肖像権侵害等の被害に遭っていて、削除請求をしようと考えている方にとって一番気になることといえば、費用相場なのではないでしょうか。
今回の記事では、ネット誹謗中傷の削除請求の費用相場について解説していきます。
１.削除請求の費用相場
削除請求の弁護士に依頼した場合の費用相場としては、任意削除ならば１投稿（１URL）につき、約５万円～２０万円ほどです。
ただし、こちらの費用相場は概算のものであって、コンテンツプロバイダの特性による事案の難易や投稿（URL）数によってかかる弁護士費用が変動する可能性があります。
弁護士費用は、「着手金」と「報酬金」という項目で構成されています。
着手金は、委任契約時に発生する費用です。
報酬金は、削除が成功した場合に発生するもので、削除に至らなかった場合には発生しません。
着手金は書き込みが消えなかった場合でも戻らない費用となるため、弁護士に削除請求を依頼したいと考えている方は、着手金と報酬金がどのように定められているのか、きちんと確認する必要があります。
また、法律事務所によっては相談時に法律相談料が必要なこともあります。
当事務所では、初回相談料は無料となっておりますので、お気軽にご相談いただけます。
２.裁判上で削除請求をする場合の費用相場
任意交渉によって削除の請求をしても、相手方が削除をしてくれないような場合には、裁判上で削除の申立を行うことになります。
この手続きを、「投稿記事削除仮処分命令申立」といいます。投稿記事削除仮処分命令申立は、仮処分の手続きになります。
削除申し立てにおける仮処分の必要費用は、印紙代２０００円と郵便切手代に加えて、担保金が２０万円〜５０万円ほど必要になる場合があります。
（もっとも、裁判所から担保金として５０万円を求められるケースはそう多くはない印象です。）
弁護士費用相場としては、着手金が約２０万円～３０万円ほど、報酬金が約２０万円～３０万円ほどとなっております。
具体的なお手続きに関しては、ご相談頂いた際にお伝えさせていただきますので、まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。
弊所の削除請求の費用についてはこちらをご覧ください。
３.まとめ
削除請求の費用相場について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
このような費用相場は、すべて個別具体的な案件を離れた概括的な記載となっております。
そのため、実際には案件に応じて、かかる費用も変わってきます。
相場とはいってもあくまで目安であり、確実にその金額がかかるというものではありませんので、ご留意頂ければと思います。
当事務所では、削除請求についての相談は初回無料で承っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。
担当者
- 法律事務所リーガルスマート協力弁護士
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■経歴
2005年3月 早稲田大学社会科学部卒業
2005年4月 信濃毎日新聞社入社
2009年3月 東北大学法科大学院終了
2010年12月 弁護士登録
2010年12月 都内大手事務所にて勤務
2021年3月 優誠法律事務所設立
■著書
交通事故に遭ったら読む本 （出版社：日本実業出版社）
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